頭部前方変位パターンの改善エクササイズについて考えたメモ

頭部前方変位パターン

Forward head posture. このパターンを有する場合には上部頚椎伸展・下部頚椎前方並進・胸椎後弯が伴う場合が多い。

プッシュスルー (Push through) エクササイズ

上肢挙上に伴う頸部過伸展の原因はこのように考えられる。上肢挙上によって肩甲骨が上方回旋することにより、下方回旋に作用する短縮した肩甲挙筋が頸部伸展に作用するため頸部過伸展が起こる。徒手的介入にて肩甲挙筋の短縮を改善してからエクササイズに移行しても良いし、エクササイズを評価として使用するのであれば 評価としてのエクササイズ→徒手介入→再評価としてのエクササイズ→Forward head postureの改善確認という流れでいくと良いのかもしれない。

サービカルノッド(Cervical nods on mat)

マットにて可能

頸部後方中央部が伸張され、頚椎の深部頸部屈筋群の筋動員が高まる (1) と報告されている

(1) Falla D, Jull G, Dall’Alba P, Rainoldi A, Merletti R. An electromyographic analysis of the deep cervical flexor muscles in performance of craniocervical flexion. Phys Ther. 2003;83(10):899-906.

Variation: サービカルノッド (Cervical nods on form roller)

頭部や脊柱の椎骨からのフィードバックを得られる

Advance: リブケージアームズ (Rib cage arms)

サービカルノッドに上肢挙上動作を加える

肩甲骨の上方回旋に伴い肩甲挙筋が伸張されることで頚椎が伸展しやすくなる

ハイベンチ トランク リーン with オーバーヘッド

スパインコレクターを使ったエクササイズよりヒントを得ました

ハイベンチを使ったエクササイズでは取手に足部をひっかけるようになるので前脛骨筋に過剰なストレスを与える危険性があることを考慮した上で行いたい

最初はバーのみで上肢挙上。バーを持った状態から体幹回旋を加えても良い。

チューブに変えれば肩関節内転筋に効かせることができる。チューブの持ち方にもよるがオーバーヘッドポジションで主に大円筋・小円筋に効かせることができる

ボールを挟めば肩甲骨外転筋・肩甲骨上方回旋筋に効かせることができる

バーをダンベルに変えて負荷をあげても良い


アスレティックトレーニング
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林 俊之介 ATC/CSCS/PHI Pilates Japan Instructor

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