Pilates ピラティスの勉強ノート①

ピラティスとは「より質の高いMotor Control獲得のためにリハビリ・コンディショニング・トレーニング・コーチングなどの根拠がある種々の方法を組み合わせ凝縮させたシステマティックなアプローチ」の総称

2004年 “Pilates Method Alliance” 規格統一団体。

Joseph Pilatesのコントロロジー(Contrology)を起源とする。Control + gy = コントロールする学

PHI Pilates の創始者: Christine Romani-Ruby

9つの器具

  1. リング
  2. リフォーマー
  3. トラピーズテーブル
  4. ラダーバレル
  5. ペディボール
  6. チェアー
  7. フットコレクター
  8. スパインコレクター
  9. ギロチン

6つの原則

1. Concentration: 集中

エクササイズは正しく行われ、無意識に身体が反応するまで熟達される必要がある。

2. Control: 制御

筋肉は意思に従って動くべき

3. Centering: 中心化

動きは安定化された体の中心があってこそ。関連用語: Power house

4. Flow: 流れ

動作はスムーズ・一定のスピードで行われるべき

5. Precision: 精度

注意深く細部にまで気をつけてエクササイズされるべき

6. Breath: 呼吸

適切な吸気と呼気が必要

運動療法としてのピラティスメソッド

メカニカルストレスが主因として生じるスポーツ外傷の予防・治療のキーポイントは局所のメカニカルストレスを減らすこと。

そのためには体の正しい使い方。つまり、Motor Controlを習得することが大切となる。

Motor Control

Motor Control(運動制御)は姿勢・動作・筋出力の協調・調和である。これは各部の適切なKinetic Chain(運動連鎖), Mobility(可動性), Stability(安定性)によって達成される。

適切な運動制御は体位を変えて重力との関係性を変えながら、Closed, Pseudo-closed, Pseudo-open, OpenのKinetic chain を多彩に組み合わせて運動を繰り返し獲得される。

参考文献: Paul W. Hodges, Linda R. Van Dillen, Stuart McGill, Simon Brumagne, Julie A. Hides, G. Lorimer Moseley,
Chapter 21 – Integrated clinical approach to motor control interventions in low back and pelvic pain,
Editor(s): Paul W. Hodges, Jacek Cholewicki, Jaap H. van Dieën,
Spinal Control,
Churchill Livingstone,
2013, Pages 243-309, ISBN 9780702043567, https://doi.org/10.1016/B978-0-7020-4356-7.00021-5 (http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/B9780702043567000215)

呼吸・体幹機能

腱中心下降時の制動は上側からは心膜、下側からは腹部にある内臓の抵抗によっておこる。

Panjabiは脊柱の安定性に関わる要素として3つ挙げている。その3つはPassive, active, and controlである。(1)

(1) Panjabi MM. The stabilizing system of the spine. Part I. Function, dysfunction, adaptation, and enhancement. J Spinal Disord. 1992;5(4):383-397. doi:10.1097/00002517-199212000-00001

Paraspinal retinacular sheath (傍脊柱支帯鞘) : 最長筋、腸肋筋、腰部繊維、多裂筋を覆う。(2) これらの筋肉が収縮することによりPRSは張力をうける。Hydraulic amplifier の鍵となる。

(2) Willard FH, Vleeming A, Schuenke MD, Danneels L, Schleip R. The thoracolumbar fascia: anatomy, function and clinical considerations. J Anat. 2012;221(6):507-536. doi:10.1111/j.1469-7580.2012.01511.x

腹横筋は内腹斜筋と共通の腱膜となった後、中葉となり横突起(どの高さ?)と後葉の深層となり棘突起へ付着する

骨盤後傾位では腰椎屈曲位へ近くなり、多裂筋と腹横筋の収縮も難しくなり、外腹斜筋による代償が起こりやすくなる。これはスクワットなどのしゃがみ込み動作時に特に出現しやすい。股関節深屈曲時に骨盤が後傾しないようにHip jointの可動性を高めることが重要。Hip jointの可動性を高めた後に多裂筋と腹横筋の収縮が入りやすい骨盤・腰椎の位置に整えてスクワットなどの動作を行えば適切なフォームと適切な筋収縮の獲得が可能となる。

通常では骨盤底筋は収縮に伴い頭側へ上がる。しかし、仙腸関節機能不全や腰痛を有する患者にActive SLRを行うと骨盤底筋の下方の動きが増加し、横隔膜の動きは減少する。(3)

(3) O’Sullivan PB, Beales DJ, Beetham JA, et al. Altered motor control strategies in subjects with sacroiliac joint pain during the active straight-leg-raise test. Spine (Phila Pa 1976). 2002;27(1):E1-E8. doi:10.1097/00007632-200201010-00015

Spinal Wave

Breathing in the width: 細く丸めたタオルを肩甲骨下角において胸郭後部を拡張させる

Breathing in the length:

Core awakening:

ロールアップ・ロールダウン: 吸気で仙骨カウンターニューテーション。呼気で骨盤後傾。

Basic back extension: 多裂筋収縮


アスレティックトレーニング ピラティス
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林 俊之介 ATC/CSCS/PHI Pilates Japan Instructor

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