最新の怪我予防。AIヲ活用セヨ?

僕の障害予防に対する考え方は間違っている?

病院で働くと怪我をした選手に対してトレーニングやリハビリをする機会がどうしても多くなります(当然ですが。)

僕は障害予防というより再受傷予防から考えることが多いです。僕が考えることは機能不全を抱える箇所を改善し、人体を1つの構造体としてバランスを取れたものに仕上げていくこと。僕ができることは機能不全の原因となりえる痛みなどによる筋活動の抑制や正しい動作の学習不足をトレーニングやリハビリによって補っていくこと。これらの機能不全を改善すれば再受傷のリスクは減るだろうというものです。

しかし、僕の考えていることは必ずしも正しいとは言えません。

身体のある部位・ある筋肉が機能不全を起こしていたとしても怪我なく競技を続ける選手もいれば
トレーニング・リハビリに時間をしっかり使ったのに怪我をしてしまう選手がいるのも確か。

機能不全だけでは怪我の再受傷は語れないのです。

障害予防にはAIヲ活用セヨ?

Getafe: Preventing injuries before they happen is football's next data evolution
How Zone7 use AI to help clubs eliminate lost minutes through avoidable overload

今日知ったのですが、AIを活用した障害予防のテクノロジーが開発されているようですね。怪我人が発生するのはある種の「不運」として考えられていた部分にメスが入ることになります。

最大95%の正確性で75%の負傷率を予測できるそうです。

トレーニング負荷や既往歴などその他多くの情報と実際の障害発生データを照らし合わせてどの要素がどの環境下においてどれほどのリスクになり得るのか数値化できるそうです。

これらのテクノロジーはまだまだ未熟であることは確か。
でも、これからは確実にAIを活かしたテクノロジーが活かされてくるでしょう。

Intelligence in injury prevention: artificial and otherwise
In its modern form, injury prevention is about 60 years old.1 2 For all of this time injury prevention has been a leader in the field of academic public health....

世界で最も権威のあるスポーツ医学誌BJSMで障害予防にAIを活かしたテクノロジーが次の時代を席巻するかもしれないと述べています。

新しいテクノロジーを活かした障害予防の常識がやってくる日もそう遠くはないかもしれません。


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林 俊之介 ATC/CSCS/PHI Pilates Japan Instructor

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