【ALPアルカリフォスファターゼ・tp血清総蛋白-albアルブミン-a-g比】とは?血液検査の概要

病院で働くと診断のための検査として血液検査があります。

しかし、正直なところ僕は今まで血液検査項目について全く勉強してこなかったのでよくわかりません。

僕はアスレティックトレーナーであり医師ではないので血液検査結果から診断することはできませんが、血液検査項目から患者さん・クライアントの体内で何が起こっているのかおおよその検討をつけることは武器になります。

今回はALP比について少しまとめてみようと思います。

ALP(アルカリフォスファターゼ)とは?

  • 概要
    • リン酸化合物を分解する酵素。
  • 作られる場所
    • 肝臓・腎臓・腸面膜・骨
  • 役割
    • 骨を作る際に関わる酵素
      • よって成長期では成人よりも高値を示す
      • 造骨の酵素である
        • →亜鉛とマグネシウムの摂取状態で正比例することが多い
        • 疑問:成長期で正比例する値であるならば、成長期の段階を評価する1つの指標、または成長期における亜鉛不足やマグネシウム不足などの栄養状態を骨端線などをみるレントゲン所見と合わせて応用できないか?
          • 例えばレントゲン所見上は骨にはまだ成長の余地はあるのにALPが成長期における平均値よりも低い→亜鉛やマグネシウムなどの不足の可能性→食事指導の有効性が高いクライアントのピックアップに効果的?
  • 特徴:
    • 逸脱酵素の1つとして知られる。逸脱酵素が血中で高値で確認されるということ→本来であれば細胞「内」で機能する酵素が組織障害などの理由により血液中に漏出したと考える

ALP高値(>260)で疑われる病気

  • 肝内胆汁うっ滞
    • 胆石や胆道癌などの理由で胆道がふさがれて胆汁の流れが悪くなった状態
    • または肝臓の機能が低下した状態 で起こる
  • 閉塞性歐黄疸

成長期ではかなり高値を示すことがある

注意:ALPは肝臓の全ての異常を反映するマーカーではない。急性肝炎・慢性肝炎・肝硬変などでは大きな上昇が見られることはないそう。項目名が似ているAST(GOT)やALT(GPT)との混同注意。

ALP低値(<150)で疑われる状態

  • 亜鉛不足・マグネシウム不足を疑う

TP(血清総タンパク)の数値から推測できること

概要:肝臓でのタンパク合成能力を推測できる

TP高値で疑われる状態

正常値から外れてしまう場合は細菌感染や食物過敏が原因により、グロブリンが上昇している可能性が考えられます

TP低値で疑われる状態

  • 低タンパク質の食事 
  • 肝臓の機能低下
  • 腎臓の機能低下も否定できません

Albの数値から推測できること

概要:肝臓でのタンパク合成能力を推測できる

Alb高値 (>5)で疑われる状態

慢性的な脱水状態 (採決時にたまたま脱水状態であった ということも否定できない)

Alb低値 (<3.8)で疑われる状態

  • 低タンパク質の食事 
  • 肝臓の機能低下
  • 腎臓の機能低下も否定できません

血液水分量を維持しづらくなり浮腫みやすくなる可能性がある

体脂肪を減らしづらい体質の可能性

A/G比の数値から推測できること

概要:肝臓でのタンパク合成能力を推測できる

A/G比低値(<1.3)

アルブミンとグロブリンの比をしてしているため

アルブミンが低値になるとA/G比が低くなり

グロブリンが高値になるとA/G比が高くなります

A/G比低値の要因

アルブミンが低値になる要因としては 低タンパク状態 状態

グロブリンが高値になる要因としては 食物過敏や炎症 があげられる

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参考図書

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