【BUN or UN】 尿素窒素とは?

病院で働くと診断のための検査として血液検査があります。しかし、正直なところ僕は今まで血液検査項目について全く勉強してこなかったのでよくわかりません。

僕はアスレティックトレーナーであり医師ではないので血液検査結果から診断することはできませんが、血液検査項目から患者さん・クライアントの体内で何が起こっているのかおおよその検討をつけることは武器になります。

今回はBUNまたはUNと表される項目について少しまとめてみようと思います。

BUNとは?

BUNとはBlood Urea Nitrogen の略で日本語では血清尿素窒素と呼ばれます

尿素の役割

タンパク質が分解されるとアンモニアが作られますが、アンモニアの状態でおいておくと身体にとって毒となるため、肝臓で尿素となって腎臓を通して尿として排出されます

BUN(尿素窒素)が高値の場合

尿素が尿として排出されない状態。つまり、尿素を濾過する機能に問題が疑われます。

尿素を濾過する機能を有するのは腎臓です

腎臓の機能が低下すると血中に尿素が残り、BUNが高値となります

高値であれば絶対に腎機能に問題があるのか?

と言われればそうとも言えません

僕の実際の血液検査

僕の昨年夏の血液検査の結果です。尿素窒素の項目をみてください。

26.2mg/dLと腎臓に問題がないにも関わらず割と高値になっています。

これは僕が高タンパク食を行っているため摂取するアミノ基の絶対量が多いことや運動量や筋肉量が多いことに由来すると推測できます

実際に僕の筋肉量は40.1kgありました。(データは今年の2月ですが、昨年夏も似たような数値でした)

一般の方と比べると筋肉量はかなり多い部類に入るかと思われます。

僕のように日頃から食事にある程度気をつけていてトレーニングを日頃行い筋肉量も多い人は尿素窒素が高値を示す場合があるかもしれません

とはいえ、普段トレーニングしている人が尿素窒素高値の場合は無視して大丈夫かと言われればそういうわけでもありません。

トレーニング習慣があって筋肉量が多くても消化管出血、過度な運動によって筋肉が分解されている、脱水などによって起こった高値ではないということを完全には否定できません

炎症系マーカーなども合わせて数値をみていく必要があります

BUN(尿素窒素)が低値の場合

ここでいう低値とは1桁を指します

このような場合はタンパク質摂取量が低くなりすぎていないかヒアリングする必要があるかもしれません

尿素は肝臓で作られるので肝機能を表す検査項目が異常値を示すようであれば肝臓の機能が低下することによって尿素が作られずに尿素低値を示した と考えることもできます

参考図書

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病気がみえる vol.5: 血液

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