【γ-GTP】 脂肪肝と言われた? お酒好きな人は注意

病院で働くと診断のための検査として血液検査があります。しかし、正直なところ僕は今まで血液検査項目について全く勉強してこなかったのでよくわかりません。

僕はアスレティックトレーナーであり医師ではないので血液検査結果から診断することはできませんが、血液検査項目から患者さん・クライアントの体内で何が起こっているのかおおよその検討をつけることは武器になります。

今回はγ-GTPについて少しまとめてみようと思います。

γ-GTPとは?

正式にはグルタミルトランスペプチダーゼです。

主な作用は肝臓の解毒です。

  • 肝臓や胆管の細胞が壊れると血液中に流れ出て高値となります。

この酵素自体が血中で高値になること そのものが問題となることはありませんが、肝臓に何かしら問題を抱えているサインになります。

高値で疑われる疾患

  • 脂肪肝: 肝臓に脂肪が蓄積した状態
  • 肝炎: 肝臓の細胞が破壊されている状態
  • 胆石
  • 胆道癌 など

高値の定義

男性: 50IU以上

女性: 32 IU以上

γ-GTPはアルコールに短期的に反応するので血液検査前日(またはそれ以上の期間)は過度な飲酒は控えるようにアドバイスすると良いかもしれません

>100: 脂肪肝疑い

>200:アルコール性脂肪肝以外の原因かもしれないので精査が必要。可能性としては 肝炎、胆石、胆道癌など

アルコール摂取だけがγ-GTP値を上昇させる要因ではない

過剰な果糖摂取によってもγ-GTP値が上昇することがある。

食生活について詳しいヒアリングが必要。

低値は問題ないの?

γ-GTPは酵素でありアミノ基を持ちます。ということはタンパク質代謝の指標としてもみることができます。

他のアミノ基転移酵素の状態を示す検査項目と合わせて低値を示す場合はタンパク質摂取不足、もしくは消化不良が疑われます

γGTPの基準値

尿素窒素と同程度とされています

参考図書

整形外科系以外で何かわからないことがあれば病気がみえるシリーズは本当にオススメ。血液検査を専門で勉強したことがないけどある程度知識は持っておいたほうが良い環境で働くアスレティックトレーナーにオススメです。

ちなみにこの病気のみえるシリーズは他にも多くシリーズがあるので購入検討しても良いかもしれません。


病気がみえる vol.5: 血液


脂肪 血液検査
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林 俊之介 ATC/CSCS/PHI Pilates Japan Instructor

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