アメリカ留学最終日!

今日でいよいよ留学最終日となりました。アメリカ留学は3年間と長いような短い期間でした。アメリカを出る当日、日本行きの飛行機を待つゲートにて今の感情を隠すことなく残しておこうと思います。

この3年間で得たことは何と言っても ATC(あと数日でdiplomaがBOCに受理されるのでもうすぐ)とCSCSを取得したことですね。そのためにこの3年間捧げてきたわけです。

本当は卒業してからインディーカードライバーと一緒に働いて経験を積んでから日本に帰る予定でしたが、僕の実力不足、英語力不足、リサーチ不足、不遇が重なり働くどころかインターシップさえすることなくアメリカを去ることになってしまいました。

Double masterでGA?H1-Bを狙う?

他のATCを目指す日本人留学生からは聞いたこともないような不遇が僕には起こりました。卒後のOPTが取得できないとAT program directorとInternational officeからハッキリと言われる状況でした。色々と策を練りましたが、全てがうまくいかず卒業後にOPTで職務経験を詰むことはできなくなってしまいました。

日本 か アメリカか。

昨年の9月10月は全てがうまくいかない状況の中、卒業後の進路を決めなければならず本当に苦しい期間でした。日本に帰るか。アメリカに残るか。周囲は是が非でもアメリカに残った方が良いというが、それは果たして自分に当てはまるだろうか。アメリカに残るための労力、時間は自分の進みたいキャリアアップさせるための経験を獲得できる確率と見合っているか。この部分に関しては本当に悩みました。そんな中、ダメ元で日本で唯一働きたいと思っていたクリニックに卒業後働かせていただけないか聞いてみました。ありがたいことに二つ返事であっさり内定が決まりました。

時代は変わる。

日本人ATCとしてアメリカで何年経験を積んで帰ってくるか。ここが業界内では大きなステータスとなっている気がします。確かにアメリカでの職務経験は日本と異なる部分を経験できるので純日本人と差別化できる一つの要因になると思います。もしかしたら5年、10年、20年前の状況ではアメリカに残った方が良い「経験」を積める確率は高かかったかもしれません。しかし、必ずしもアメリカでの経験が僕のキャリアに好影響を与えるかは疑問でした。モータースポーツドライバーを支えるアスレチックトレーナーとして活動するために必要な経験はアメリカだけで得られるわけではありません。日本でもヨーロッパでも十分に可能なわけです。僕を住まわせてくれたアメリカという国には本当に感謝していますが、自分の描くキャリアに本当に必要な経験、知識が得られる確率とアメリカに残る事による時間浪費のリスクは感情と切り離して合理的に考えなければなりません。アメリカに残るためにはH1-Bやグリーンカードを獲得する必要がありますが、近年それらを獲得することは非常に難しくなってきています。何百と仕事にアプライして、やっとの思い出獲得したH1-Bのステータスも永遠に続きません。毎年契約更新との戦いになる場合が多いとお思います。次から次へとやってくる就職の難関を超えるために必要な労力を考えるとアメリカに残る価値はあるのか。自問自答しました。やっとの思いで獲得したアメリカでの仕事が自分のキャリアを良い方向へ後押ししてくれない可能性は十分にあり得るわけです。

6月から三重県にあるスポーツ整形外科 みどりクリニックで働きます。

僕が高めたい能力と職場で求められる能力が見事に合致している場所がみどりクリニックです。昨年の10月に内定をもらっていよいよ6月から働きます。

ATを成長させようという工夫に溢れたクリニックで従来のATではカバーしない業務もカバーします。医師や理学療法士の方と円滑にコミュニケーションを取ることがATとしての仕事の質を向上させ、患者や選手への医療サービスの質を向上させることになります。医師や理学療法士と質の高いコミュケーションを取るためにはAT programを出ただけの知識では到底足りません。術式の違いによるリハビリの工夫、体外衝撃波などの最新機器を用いた物理療法、低酸素室などを用いたトレーニングやリハビリなどをする必要があります。方法だけを覚えても意味がないので、なぜ効果が出るのか。トレーニングやリハの強度や頻度をどのように決定するか。個人差をどのように評価し微調整するか。深く深く考察して行かなければその患者や選手にとってベストな方法は見つからないわけです。その探求力を求められるのがこれから働く職場です。最初は業務に慣れることから始まるので大変だと思いますが、その先に自分の目指す能力が手に入るという確信があるので コツコツいきます。

他分野からも学びはある。

もちろんATに関する勉強もしますが、他分野の基本的な考え方を知ることも大事にしています。経済、株、不動産、政治、経営など一見自分にはあまり関係ないような分野であっても、長い人生どこかで必ず必要になります。人生は選択の連続です。無知は搾取されるだけです。知っているだけで人生で損をする確率をグッと減らすことは可能だと思います。また、サラリーマンとして給与を受け取るだけでは資産を形成するには難しい時代にもなってきました。自分で世の中の流れを読み、自分の能力を使って付加価値を生み出してサービスを売り出す行動が大切になってくると思います。この行動を起こすためには1年やそこら本を読んだだけではどうにもなりません。5年ほどの長い目でじっくり知識を溜め込んで行く必要があります。

林はどこへ向かうのか。自分でも楽しみです。


アメリカ留学
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林 俊之介 ATC/CSCS/PHI Pilates Japan Instructor

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